YAPLAB

まずはやってみなはれ!二兎を追え!営業マンx翻訳家 複業リーマンのボヤキを綴ります。

翻訳という仕事

英語が好きな人なら、得意の語学を生かして収入を得たいと思うでしょう。

英語力を活かせる仕事といえばどんな職場や仕事が思い浮かぶでしょうか?

外資系企業

英語教師

通訳

翻訳もその1つかと思います。

翻訳する人のことを、翻訳者、または翻訳家と呼びます。「翻訳」は実際どんな仕事なのでしょう?

翻訳の種類

出版翻訳

映像翻訳

実務翻訳

yaplab.hatenablog.com

私が携わっているのは実務翻訳で、主にIT、機械の英日、金融の日英の仕事をしています。いつか自分の訳書を出版したいと思っていますが、出版、映像に比べると実務は需要が高く、仕事を得やすいことが特徴です。

英語以外の言語では需要がないわけではないのですが、まだまだ英語から日本語、日本語から英語の需要が高いです。これから日本も外国人の受け入れがさらに緩和されますし、国内向けには多言語の需要が増えていきそうな様相です。

翻訳者の働き方と仕事を得るには

主に3つの働き方があります。

一般企業で社内翻訳者

翻訳会社で翻訳者

フリーランス

クライアントは企業や自治体、官公庁で、多くの場合、クライアントは翻訳会社に仕事を依頼し、翻訳会社は社内、もしくはお抱えの翻訳者に仕事を依頼することになります。フリーランスの翻訳者は翻訳会社に登録して仕事を依頼されることになります。翻訳会社に登録するには、多くの場合、トライアルに合格する必要があります。

気になる収入は?

収入は翻訳の1文字あたりの単価、文字数、納期、翻訳に費やせる時間によって変わってきます。

必要なスキル

日本語力

いくら英語力があっても、日本語の読解力が伴わなければいい訳はできません。 「てにをは」「です・ます」「である」など、案件によって注意して使いましょう。

英語力

英語の読み書きができるレベルは最低限必要です。 TOEICでいうと、450以上でしょうか。 明確に何点以上というのはあまり重要ではなくて、中学3年生レベルの平易な英語を読み書きできる。これが基本で、あとは専門知識と共に積み上げていくものになります。

専門知識

「翻訳の種類」からさらに深堀りで得意分野があれば、それを軸に専門知識を増やしていくのがいいでしょう。

調査力

ウェブ検索、過去の論文、文献調査、業界専門誌などを読み漁って、言葉の本質を捉える努力が必要です。

オフィスソフト、IT翻訳ツール

Word、Excel、PowerPointなどのオフィスソフトから、翻訳ソフトを使いこなすことで作業効率もアップできます。Word、Excelのマクロを組んだりできるのも強みになります。翻訳会社によっては、指定の翻訳ソフトを使うことも要求されることもあります。

こんな人が向いてそう

好奇心旺盛で勉強好き

好きなことには時間を忘れて没頭できる。翻訳家もそういう生き物かなと思います。自分が納得する訳をして納期に間に合わせる。

長時間座ってパソコン作業も苦にならない

翻訳は座り仕事なので、時間を区切って要領よく進めます。

翻訳関連の雑誌

代表的なのは以下の4つです。

翻訳事典(アルク)

DVD付 翻訳事典2019-2020 (アルク地球人ムック)

通訳者・翻訳者になる本(イカロス出版)

通訳者・翻訳者になる本2020 (イカロス・ムック)

産業翻訳パーフェクトガイド(イカロス出版)

産業翻訳パーフェクトガイド (イカロス・ムック)

通訳・翻訳ジャーナル(イカロス出版)

通訳翻訳ジャーナル 2019年4月号

おすすめの翻訳者ブログ

Buckeye the Translator

実務翻訳の世界で、元祖2足のわらじをはく井口耕二さんのブログ。 勝手に自分のロールモデルにしています。

技術者から翻訳者へのシルクロード

原子力技術者からフリーランスの技術翻訳者へ転職したあきーらさんのブログ。 コンテンツの量がけた違いです。

特許翻訳 A to Z

特許翻訳者20年+の水野麻子さんのブログ。 一時期、特許翻訳をかじるきっかけになりました。

翻訳家を志すきっかけ、軌跡とその先へ

自分の振り返りも兼ねて。

幼少期から学生の頃の英語との関わり方

小学校低学年の時から英会話学校に通いました。中学生になってからは塾でも数学、国語に加え、英語を習い始め、得意科目にしていました。中学3年までに身につけた英文法、単語などの基礎は、今でも役に立っていると思います。

翻訳家を目指そうと思ったきっかけ

大学時代に正規留学を経験し、アメリカでの生活に慣れていくにつれ、英語がわかる、伝えられることに楽しみを感じ、本が好きなことも重なって、より理解を深めようと考えたところに「翻訳」がありました。

最初のお仕事

翻訳という仕事で食べていける、という自信はなかったので、最初はボランティアでの翻訳者募集にエントリーしていきました。そこから、仕事でもマニュアルやパワーポイント資料の英訳を依頼されるようになり、訳すたびに新しい発見をし、学びを重ねました。

翻訳のコツがつかめた、翻訳家としてやっていけると感じたこと

仕事を始めて2ヶ月くらいの頃、訳語の選択肢が多く、どうすれば良いか困っていたことがありました。その時、「選択肢があるということは、それだけ自由で責任のある仕事ということ」と考えられるようになってからは、自信を持ってやることを自分に言い聞かせることで、乗り切ることができました。

翻訳家になって嬉しかったこと

普通に本を読むよりも、深く理解をし、最良の訳を届ける、そしてそれをわかりやすい、読みやすい、と言ってもらえることは嬉しく思います。次の目標は、自分の名前で書店に訳書が並ぶことです。

翻訳とはどんな仕事

翻訳とは単なる語彙の置換ではなく、物語を再構成することです。 原文を語学的に理解するだけでなく、そこに語られている背景、物語、意図を理解してからでないと、本当の翻訳はできません。 本、言語と24時間向き合うことができ、さまざまな出会いの場ともいえると思います。フリーランスとして、自宅で仕事ができること、自分の時間を自分で管理できるというのも魅力です。

翻訳家として努力していること

訳語に先入観が入らないように、和書、翻訳書、新聞、週刊誌、女性誌、男性誌、ウェブサイト、ブログなど色々な情報に目を通して、多種多様な日本語、英語に接するよう心がけています。

また、好奇心と探究心を維持するということも欠かせないと思います。日常のどんな些細なことでも、わからないこと、気になったことがあれば、とにかく調べる、メモしてあとで引っ張り出せるようにしています。翻訳は一生できる仕事(ライフワーク)で、やり方さえ間違えなければ、経験と学習量に比例して、翻訳の実力を伸ばすことができます。

「翻訳に王道なし」

これからも地道に努力を積み重ねていきたいと思います。

翻訳の分野には、大きく分けて「出版翻訳」「実務翻訳」「映像翻訳」の3つがあります

出版翻訳

海外の文学作品やノンフィクション、雑誌など書店で販売される書物の翻訳のことです。出版翻訳のジャンルには、大きく分けて4つあります。

フィクション

文芸、ミステリー、ロマンス、SFなど

ノンフィクション

ビジネス書、実用書、自己啓発書、エッセイなど

児童書

絵本、ヤングアダルトなど

雑誌
これからの展望

実務翻訳などと比べて、新規参入が難しいと言われてきた出版翻訳ですが、最近はマーケットを盛り上げようと、未経験でも育成しようと考える出版社も増えてきています。

斬新なテーマ、和書にはない個性を持つ翻訳家の魅力を伝えるため、フレッシュでセンスを感じさせる人材が注目されます。出版不況と言われる昨今だからこそ新しい翻訳家の力が必要です。

夢はベストセラー。自分の訳文が活字になる、自分の訳書が書店に並ぶことも期待できます。

実務翻訳

企業が業務上、必要とするビジネス文書、各種カタログ、コンピュータ関連のマニュアルなどの翻訳のことです。 「産業翻訳」「技術翻訳」とも呼ばれます。扱う分野や訳す文書・媒体は実に多種多様です。

分野

経済一般、金融、環境、医学・薬学、IT・ローカライズ、機械、電気・電子、特許、法律・契約、広告・マーケティングなど

文書・媒体

新聞・雑誌、Email・レター、プレスリリース、パンフレット、契約書、報告書、各種レポート、マニュアル、Webコンテンツ、論文など

これからの展望

現在伸びている分野は、「医学・薬学」、「環境」、「IT・ローカライズ」、また「法律・契約」は比較的景気にも左右されにくく、コンスタントにどの業界でも需要があります。

その他、「特許」「金融」なども専門知識が必要で仕事量が多く、今後も需要がある分野と言えます。

3つの中で、一番仕事を得る機会は多く、新規参入もしやすい翻訳分野です。各種企業や経済の発展に貢献し、最先端の情報にも触れられることがやりがいになります。

映像翻訳

海外の映画やテレビドラマなどの「字幕」「吹替」を作る、映像コンテンツ全般に携わる翻訳のことです。 映像翻訳には大きく分けて3つの種類があります。

字幕翻訳

外国の映画・ドラマなどのセリフ・ナレーションを字数制限の元に日本語の字幕にします。

吹替翻訳

外国の映画・ドラマなどのセリフを登場人物の動作、表情、セリフの長さに合わせて翻訳します。

ボイスオーバー

オリジナルの音声(英語・日本語)をかすかに残しながら、翻訳(日本語・英語)の音声をその上に重ねます。

これからの展望

地上波から地デジ、YouTubeをはじめとする動画配信サイトの普及に伴い、映像翻訳の需要は急速に伸びています。映像の字幕がメインだった時代には、ほんの一握りの人しか活躍の場がないようでしたが、現在は実力次第で新規参入がしやすい環境になってきています。

特にインターネットでの動画配信コンテンツのジャンルは多様化しているため、音楽、スポーツなど、自分の好きな分野で活躍できる可能性もあり、マーケットのさらなる成長が期待されています。